北アルプスの最奥にある登山ルート「裏銀座ルート」。今回は、登りが緩い逆ルートからのツアーでした。ルートの70%は稜線を歩くため、ポイントは天気。予報から登山の時間を調整して進んだことで、雨に降られたのはスタートの30分のみでした。大きな稜線からは、風と雲と山の迫力のある自然が続きました。
ツアールート詳細
8/1
新穂高温泉登山口ーワサビ平小屋
宿泊場所:ワサビ平小屋
歩行距離:4.70㎞
8/2
ワサビ平小屋ー小池新道ー秩父沢ーシシウドヶ原ー鏡平山荘(昼食)ー弓折乗越ー双六小屋
宿泊場所:双六小屋
歩行距離:9.63㎞
8/3
双六小屋ー双六岳ー三俣蓮華岳ー三俣山荘(昼食)ー鷲羽岳ーワリモ岳ー水晶小屋
宿泊場所:水晶小屋
歩行距離:9.45㎞
8/4
水晶小屋ー水晶岳ー東沢乗越ー真砂岳ー野口五郎岳ー野口五郎小屋(昼食)ー三ツ岳 ー烏帽子小屋
宿泊場所:烏帽子小屋
歩行距離:11.78㎞
8/5
烏帽子小屋ー烏帽子岳ーブナ立尾根ー高瀬ダム
歩行距離:8.48㎞
天気を読み、スケジュールを決める・・・
冒頭でも書きましたが、長い行程である「裏銀座ルート」では天気が成功を左右します。今回は、太平洋上にある台風13号の影響もあり、予報が二転三転しました。天気の変化は止めることができないので、最新の情報を確認の上で、まず2日目、3日目は予報、ルート特徴から、朝食は朝弁当にして「早出早着」を徹底しました。4日目、5日目は天気に加えて、疲労を考慮して朝食を食べてからの行程にしました。今回は調整が功を奏して、雨を避けることができました。




ペース配分が好調に長く歩き続けるポイント
裏銀座ルートは、行程が長いため疲労の蓄積を防ぐことがとても重要です。歩き続けながら、どうやって疲労を最小限に抑えるのか・・・。今回、特に気を付けたのがペースです。早過ぎずゆっくり過ぎないペースをキープし続けること。休憩を細目に取り、メンタルの疲労軽減と心拍数の上昇を抑えるように心掛けました。さらに早出早着の行動によって、小屋に早く着くことで、エネルギー補給と休息時間を多く取ることにしました。
待っていたのは大迫力の景色・・・!!
秩父沢から見上げる槍ヶ岳と穂高連峰
真っ白なガスに覆われる双六岳の滑走路
雲に覆われきれないデカい鷲羽岳
稜線からの最奥の秘境エリアの雄大な景色
鋭い岩峰の水晶岳
圧倒的な白の台地の野口五郎岳
終着を告げる赤い烏帽子岳・・・
こんな圧倒的な絶景を見ていると、この自然を大切にしなければ・・・という気持ちが少しづつ湧いてきました。5日間も北アルプスを歩き続けると、大自然への思いが広がるのに気付くのです。




登山つまり「歩く」力の凄さに気付く
縦走登山は、振り返ると歩いてきたルートが景色になっていることに気づきます。その長く歩いたルートは、思わず立ち止まり眺めてしまうほどです。全て歩いてきたと思うと歩く力の凄さに改めて驚きます。写真には残せない景色です。登山の魅力の一つだと思います。


